私がソムリエを目指したきっかけはとにかくワインを飲む好きであったことと仕事でお客様にワインをプレゼンしサービスする機会が多くあったからです。前者の理由が資格取得に向け勉強するきっかけになった多くを占める理由ですが・・・。当初大好きなワインをお店に買いに行ってもワインに関する知識はゼロであった為値段を見て決めていました。
でもそれではもったいない!と思い2010年3月から本格的にソムリエ呼称資格認定試験に向けて勉強を開始しました。勉強をいざ始めるとワインの歴史の長さにまず驚きテイスティングの勉強ではワインを表現する表現の幅広さ、豊かさにびっくり。勉強が進むにつれワインの魅力にどっぷりつかりました。
「もっと、ワインの事を知りたい」「色々なワインを飲んで表現してみたい」そう思うようになっていました。でもやはりソムリエ呼称資格認定試験は“試験”です。ソムリエとしてお客様の前に立って恥ずかしくないような知識と技術を身につけなければいけません。試験に向けての勉強、知識習得、テイスティング、実技試験の練習は大変でしたしそれなりに時間も費やしました。でも苦ではありませんでした。なぜなら大好きなワインを知れる事は私にとってこれとなく嬉しいことでした。まるで恋人（＝ワイン）の歴史を探っているような感覚です。
初めはソムリエ資格が私に取れるなんて思ってもいませんでした。でも、ワインが好きでもっと知りたい!と思いながら勉強すれば夢は叶うんですね。これからもずっとワインと寄り添っていきたいと思います。
