2022年4月14日(木)福島県庁にて「ソムリエ・ドヌール(名誉ソムリエ)授与式」を開催いたしました。
短い時間ではありましたが、和やかな雰囲気にて認定証とメダル・バッジをお渡しし、297人目のソムリエ・ドヌールにご就任いただきました。
内堀 雅雄 様
福島県知事
左から、福井理事、田崎会長、内堀知事、槻田支部長、伊藤委員
福島県のブドウから作られたワインはすでに定評を得ており、特に会津美里町産の「シャルドネ」を使用した「シャトー・メルシャン新鶴」は、日本ワインコンクールで金賞を受賞するなど高い評価を受けています。
東日本大震災後、県内各地でワイナリーが相次いで整備され、地元産の果物を原料とした品質の高いワインの生産が拡大しています。被災地の川内村では、村を挙げてゼロからのワイン造りに取り組んでおり、富岡町では、帰還した町民有志によるブドウ栽培クラブが設立されるなど、ワイン醸造を通じた復興プロジェクトが力強く進んでいます。
また、いわき市のワインは、障がい者支援団体がブドウ栽培から醸造まで一貫して行い、農福連携の象徴となっています。
福島県は、全国新酒鑑評会金賞受賞数7年連続日本一の日本酒を始め、味噌、醤油の製造など古くから醸造文化が根付いていることから、ワイン造りもますます発展していくことを確信しています。